これを読んだら子どもへ見方が変わるかも!? おすすめの育児本

親から受け継いだ育児本を久しぶりに読み返してみました。以前読んだのは多分1年以上前。今はイヤイヤ期に入りまた状況が変わっていたので新鮮な気持ちで読めました。

こちらの本は30年くらい前の本ですが、現在も改訂版が出版されています。作者の平井信義さんの他の本もとても良いのでおすすめです。その他の本は実家にあるので今はタイトルがわかりません。。。すみません。平井さんご自身が優しい方のようで、文章が優しく読みやすいです。

平井さんの主張を私なりにまとめてみました。

3歳くらいまではスキンシップがとても大事

おとなしい赤ちゃんでも適度に抱っこしてあげたり、ちょっと大きくなったら一緒にくすぐりっこしたり。親とのスキンシップによって愛されていることを実感し、信頼関係を築くことが一番大事なことだそうです。


2、3歳〜卒園までは叱らずに我慢する力を育てる

イヤイヤ期が始まるくらいから、我慢する力を少しずつ育ててあげます。ただし、親の言うことを聞かせるというわけではありません。子どもがコップの水をこぼしたりしたら、叱るのではなく、困るからやめてほしいと伝えたり、自分で拭かせます。そうすることで、してはいけない理由や相手の気持ちがわかるようになるとともに、自分で解決する力も伸びるそうです。また、子どもと決めた約束は、親も必ず守ることが大切。後であげるよと約束したらあげますし、20時になったらテレビを消すという約束をしたら必ずテレビを消します。親が折れずに約束を守ることで、子どもから信頼されますし、親がダメと言ったらダメなんだ、と理解してもらえます。


いたずらの心を育てる

いたずらとは子どもの好奇心であり、それが自発性につながるそうです。でもついつい親はめんどくさいからという理由で怒ったり禁止したりしてしまいますよね。全てを完璧にはできませんが、確かに生き生きしている子どもを見たいし、自分の都合でつい怒ってしまうのはやめたいなと思いました。


愛情不足を感じていたり、自発性に乏しいと不登校や家庭内暴力になりやすい

イヤイヤ期がなかったり、お行儀よくしてなんでも親の言う事を聞く子どもは、抑圧状態にある可能性も。もし子どもが不登校になったらびっくりしますが、親も真剣に向き合って親子関係を見直せばいつでもやり直せるそうです。ただし大きくなればなるほど時間がかかるようで、未就学時なら数ヶ月、高校生くらいなら数年かかる場合もあるようです。


見守りつつ、好きなようにさせてあげる。。。これって本当に難しいですよね。でも根本はシンプルで、親の勝手な理論を取り払って、子どもの力を信じてあげることが大事なのかなと改めて思いました。実践するのは難しいんですけどね。

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