共働き家庭で幼児の睡眠時間を確保するには

(写真 www.boystown.org)

共働き世帯だと、こどもの睡眠時間を確保するのって難しいですよね。子どもを早く寝かせたほうがいいのは知っているけどなかなか難しい。。。という方が多いのではないでしょうか?

保育園のママ友と話していると、22時〜23時に子どもが寝てるという家庭が多いです。ママ友たちが子どもを迎えに行く時間は18時くらい。それに旦那さんとは平日会えない、という家庭も多く、お母さん一人で早くに寝かせるのが難しいんだろうなと思います。

実際、母親が働く時間が長いほど、22時以降に寝る子どもが多いというデータもでています。

厚生労働省のデータ

これは母親が問題というよりも、そもそも父親が平日家にいないので、最後の砦の母親にかかっているということだと思います。また、大人の就寝時間も昭和と比較して遅くなっており、それに伴って子どもの就寝時間も遅くなっています。

(ベネッセのデータクリップ)

それに世界的にも日本の子どもの睡眠時間は短いです。長時間労働が大好きな日本と韓国が揃って睡眠時間が短いので、個人的には国民の生活スタイルが大きく影響していると思っています。一体海外の人はどうやって睡眠時間を確保してるんだろう、と思うのですが、きっと早く帰宅したり、子どもを一人寝させたりして早く寝させてるんでしょうね。

(グラフ http://style.nikkei.com)

そもそも、自分の子どもに睡眠が足りているのか?

年齢別の推奨睡眠時間が提示されていますが、そもそも睡眠時間って子どもによって違いますよね。自分のこどもは睡眠時間が足りているかどうが、どうすればわかるのでしょうか?我が家の場合は、起こさないと起きないようだと、睡眠時間が足りてないと判断しています。皆さんのご家庭はいかがでしょうか?

では、帰宅が遅いなか、どうすれば早く寝させられるのか?

我が家は21時就寝を基本として頑張っていますが、夕飯作りやお風呂に入れたりする時間を考えれば、これが限界かなと思っています。娘はたまに朝眠そうにしているので、20時くらいに就寝がちょうど良さそうなのですが。。。それでも他の家庭よりは寝る時間が早いようなので、もっと早く子どもを寝させたいのに!!と困っている方の参考になればと思います。書いてあることは多くの本やサイトで言われていることですが、個人的に大事だと思っているので、悩んでいる方はぜひ実践していただきたいです。ちなみに対処法は幼児に対してです。乳児はまた別の機会で書きたいですが、小学生以上についてはわかりません(笑)

まず、帰宅が遅くないことが前提です。帰宅が19時の場合、すでに21時就寝もかなり難しいです。その場合はベビーシッターとかに頼んで夕飯を作ってもらうとか何かしらしないと無理でしょう。

1.朝起きる時間を早くする

色々なサイトで言われていますが、これが一番大事だと思っています。遅く起きれば遅く寝ます。大人も早く起きてくださいね。

2.朝起きやすくなるように、陽の光を入れる

太陽の光を浴びると目が覚めやすくなります。遮光カーテンをやめたり、こどもより早く起きてカーテンを開けるとか。冬などは日の出が遅いので、部屋の電気をつけるのもおすすめです。つけてすぐ起きるわけではないので、起こしたい時間の少し前につけてから起こすといいと思います。ちなみに人は日の出時間によって、睡眠時間が変わるそうです。冬はなかなか起きづらいですが、それは仕方ないみたい。逆に夏は予定より早く起きるくらいがちょうどいいということでしょう。

3.寝る時間を基準にスケジュールを立てる

我が家の例 (夫は19時半くらいに帰宅)

18時  お迎え

18時半 帰宅(保育園は近いけど、寄り道ばかり。。。)

19時すぎ 夕食

20時  お風呂(夫がいれば、夫がお風呂担当。その間に洗い物。いない場合は頑張ってそれまでに洗い物)

21時前 歯磨き

21時  就寝

夫婦の帰宅時間によって大きく違うと思うので、働き方にあったスケジュールを立ててみてください。スケジュールを決めておくと、夫にもこどもにも次の予定がわかるので行動しやすくなります。

4.起きる時間、寝る時間をあまり変えない

本当は娘をもう少し早く寝させたいので、休日は20時半くらいに寝かせようとしますが、なかなか寝てくれません。21時の時は結構すんなり寝てくれるので、体に寝るリズムが出来ているようです。なので、今よりも早く寝させたい時は少しずつ早く寝させることをおすすめします。一ヶ月くらいあれば一時間は早められると思います。

5.昼寝は18時までに

本当は17時までに起こしていますが、17時から寝てしまった場合は18時に起こすようにしています。寝起きはもちろん良くありませんが(笑)、そこは耐えて頑張ってます。起こす時は部屋を明るくしたり、声かけしたり、体を揺すったりして10〜15分くらいかけて起こしてます。

6.寝る一時間前はネット、テレビを見せない

正直これがどのくらいきいているかはわかりません(笑)。でも大人でも寝る直前にネットを見ると寝にくくなると言われているので、こどもには特に影響大きいと思います。

7.パートナーにも理解してもらう

今まで書いた内容は、両親揃って実践しないと意味がありません。寝る時は部屋を暗くする、テレビを見ない、などはできるだけ家族全員で実践するようにしてください。もし相手が納得していない場合は、夫婦できちんと方向性を決める話し合いをしてくださいね。

以上、早く寝させるために我が家で気をつけていることを並べてみました。はじめは私の睡眠時間を確保したくて気をつけていたのですが、今は純粋にこどものためにやってます。

下は「ぐりとぐら」の作者で、保育園の先生だった中川李枝子さんのコメントです。

 子育てで大事な3つは、「睡眠」「食事」「排せつ」。この3つのリズムを何があっても崩さないこと。基本的なことだからこそ、子どもの健康にもすごく影響します。

食事はわかるけど、排泄って何を気をつけたらいいんだろう、と思ってしまいました。でもどれも、一度習慣付けば大人も子どもも続けられるので、二人目に対しても最初の軌道作りを注意しておこうと思います。

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