子どものアレルギーのケア

少し前に、保育園で小児科の先生の講演がありました。テーマが小児アレルギーだったので、その気がある娘のために行ってきました。参考になる話がありましたのでご紹介します。

アレルギーのなかでも、大きく4つの症状についてお話しされていました。

食物アレルギー・皮膚アレルギー・小児喘息・花粉症

娘はアトピーではないけれどかなりの乾燥肌で、また気管支炎に何度かなっています。写真の奥に写っているのは保湿クリームとステロイド。保湿クリームは朝晩毎日ほぼ全身に塗ってます!!冬はそれでも湿疹ができるので、できた箇所にはステロイドを塗ってました。

また気管支炎にはこの前の冬に2度ほどなってしまい、小児科の先生には次になったら予防措置をとろう、と言われていたのでびくびくしてました。幸いそれ以降気管支炎にならなくてよかったのですが。気管支炎中は朝晩の薬の服用に、吸入器、それに気管支拡張のためのテープを貼ったりと本当に大変でした。

話が脱線してしまいましたが、先生の話の中で興味深かったものをピックアップしてみました。

乳児期に肌を綺麗に保つことはとても大事 最近は肌の炎症がその他のアレルギーにもつながっているんじゃないか考えられているそうです。正確なデータはないそうですが、肌だけでなく他のアレルギー予防にもなるのであれば、頑張る気持ちになりますね。

ステロイドは指示された通りに使いましょう 一昔前にステロイドの使いすぎはよくない、という考え方が広まったそうで、その時期は十分に肌荒れを直せずアトピーになった子どもが増えてしまったそうです。今は医師の方でも、必ず治るまで塗り続けるよう指導しているそうです。一見肌が綺麗になっても、もっと深い層の肌(真皮)はまだ完治していない場合も。真皮で皮膚が作られるため、その場合はまた肌が荒れてしまうそうなので、お医者さんがいいというまできちんと塗りましょう。

ステロイドを塗り続けていいのは6ヶ月 ステロイドの強さにもよると思いますが、塗り続けて影響が出るのは同じ箇所を6ヶ月間塗り続けた場合だそう。なので、2週間や1ヶ月くらいならびくびくせずに塗りましょう!

お風呂からあがったらすぐに保湿クリームを塗ろう お風呂からあがったら5分以内に塗るのが大事だそう。それ以降だとお風呂あがりに塗る効果がなくなるそう。まだ濡れてても、その水滴を一緒に塗り込むつもりで塗ってください。

幹線道路沿いの空気が一概に悪いわけではない 東京都は排ガス規制があるため、幹線道路沿いを歩く、幹線道路沿いに住むのは問題ではないそうです。ただ交差点は車が停止しやすく、排気ガスがたまりやすいので注意が必要だそうです。

花粉症になったらとにかく外の空気を入れない 布団や洗濯物を外で干すのは絶対にNGだそう。布団は干したら叩いてるよ、という人もいるそうですが、それでも80%の花粉は中綿に含まれているそう。また家の中のこまめな掃除や、玄関に空気清浄機を設置するのも大事だそう。

大人は花粉症関連の処方に保険がきくが、子どもにはきかない場合も その場合は、別の症状のための薬として処方してくれる病院もあるそうです。一度先生に相談してみてください。

アレルギーかと思ったらまずは検査を 食物アレルギーなどは検査をしないと断言が出来ないそうなので、必ず検査することを勧めてました。


以上、参考になったでしょうか?

子どもが痒がったり苦しそうにすると親も辛いですよね。少々面倒ですが、こまめな受診とケアを心がけたいですね。zlk

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